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空調設備の点検チェックリスト|利用者が残したい基本情報

点検記録には、機器を特定する情報と、確認した状態・未確認の項目・必要な対応を残します。記録を保管するだけでなく、未対応事項を追えることが大切です。

株式会社Alice代表取締役社長 太田祥平

監修者

太田 祥平

株式会社Alice 代表取締役社長

ダイキン工業のサービスエンジニアとして約13年間、空調機の修理業務に従事。機器の構造・制御・故障診断で培った経験を基盤に、修理から保守・設備更新まで対応。2023年に第4回ダイキン工業サービス技能全国大会で優勝、2024年にDAIKIN SERVICE OLYMPICS 2024で世界3位に入賞。

この記事で押さえるポイント

  • 同じ機種が並ぶ施設では、型式だけでは対象を特定できません。
  • リモコン表示、風量、音、振動、目視できる汚れ・水濡れなどを安全な範囲で記録します。
  • 点検で異常が見つかったら、連絡日、担当、対応予定、完了確認を記録します。

機器を特定できる記録にする

同じ機種が並ぶ施設では、型式だけでは対象を特定できません。機器番号、設置場所、室内外機の組み合わせを台帳に残します。記録用の写真には、どの機器か分かる説明を添えると、別の担当者へ引き継ぐ際に役立ちます。

正常・異常・未確認を区別する

リモコン表示、風量、音、振動、目視できる汚れ・水濡れなどを安全な範囲で記録します。確認できない項目を正常として扱わず、未確認の理由を残しましょう。専門的な測定や機器内部の点検は、利用者向けの確認とは分けて業者へ依頼します。

対応事項を管理する

点検で異常が見つかったら、連絡日、担当、対応予定、完了確認を記録します。点検表を保管するだけでなく、未対応の項目を追えることが重要です。法令上必要な点検・記録を作る場合は、その制度の要求項目と保存方法を別途確認してください。

点検記録に残したい基本項目

次の項目を確認すると、必要な対応を検討しやすくなります。安全に確認できない項目や資料がない項目は、不明のままご相談いただけます。

項目 確認する内容
識別 機器番号・場所・室内外機の組合せ
状態 正常・異常・未確認の区別
変化 表示・風量・音・水濡れの記録
対応 担当・予定日・完了確認

使っている点検表から見直せます

現在の点検表や設備台帳があれば、機器の識別、記録の残し方、未対応事項の管理方法をご相談いただけます。内部の測定や分解点検は、利用者の確認とは分けて扱います。

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