製品の対応と、現場の適合を区別する
メーカーが既設配管利用に対応していても、配管径、長さ、厚さ・耐圧、分岐、使用した冷媒などの条件があります。候補機種の施工資料と既設設備の資料を照合する必要があります。「配管を残せる」という説明だけで工事範囲を確定しないようにします。
故障履歴と配管の状態を確認する
漏えい、腐食、断熱の劣化、過去の圧縮機故障なども検討対象です。機器側の交換で対応できる範囲と、洗浄・補修・交換が必要な範囲を点検で分けます。隠れた部分の調査方法と、適合が確認できなかった場合の追加工事も事前に確認しましょう。
再利用と交換を同じ条件で比較する
配管工事費だけでなく、内装解体・復旧、停止時間、将来の維持管理を含めて比較します。再利用後にも残る既設部分を明確にし、試験や試運転の記録を受け取ります。技術的な適合を確認した上で、現場の制約に合う方法を選ぶことが重要です。
既設配管の再利用で確認する項目
次の項目を確認すると、必要な対応を検討しやすくなります。安全に確認できない項目や資料がない項目は、不明のままご相談いただけます。
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 適合 | 新機種の配管・冷媒・分岐条件 |
| 状態 | 漏えい・腐食・断熱・故障履歴 |
| 調査 | 隠蔽部と追加工事になる条件 |
| 比較 | 内装復旧・停止・将来の管理 |
配管を残して更新したい場合は
既存機と候補機種の型式、配管図、過去の漏えいや修理の記録をお知らせください。調査できない部分や、追加工事が必要になる条件も事前に確認します。
