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空調の設定温度と室温|快適さを損なわない運用の見直し

リモコンの設定温度と、利用者のいる場所の室温は同じとは限りません。温度差や風当たりを確認し、施設の利用条件に合う運転を考えます。

株式会社Alice代表取締役社長 太田祥平

監修者

太田 祥平

株式会社Alice 代表取締役社長

ダイキン工業のサービスエンジニアとして約13年間、空調機の修理業務に従事。機器の構造・制御・故障診断で培った経験を基盤に、修理から保守・設備更新まで対応。2023年に第4回ダイキン工業サービス技能全国大会で優勝、2024年にDAIKIN SERVICE OLYMPICS 2024で世界3位に入賞。

この記事で押さえるポイント

  • 室温は場所、日射、利用人数、熱源、気流によって異なります。
  • 間仕切りや収納で風が届かない、座席に風が直接当たる、窓際に日射が入るなど、配置や運用も確認します。
  • オフィス、厨房、医療・福祉施設などで適した環境は異なります。

設定値だけで室内環境を判断しない

室温は場所、日射、利用人数、熱源、気流によって異なります。リモコン表示の位置と、利用者がいる場所の温度に差があることもあります。暑い・寒いと感じる場所と時間を記録し、代表的な区画の状況を比べましょう。

温度むらの原因を整理する

間仕切りや収納で風が届かない、座席に風が直接当たる、窓際に日射が入るなど、配置や運用も確認します。設定温度を極端に変える前に、風向・風量の利用者向け設定と、設備の気流・能力を分けて検討してください。

施設の利用条件を優先する

オフィス、厨房、医療・福祉施設などで適した環境は異なります。一つの温度をすべての施設へ当てはめず、管理方針と利用者の状況に合わせます。変更後は室温と利用者の反応を確認し、換気や設備の正常な運転も維持することが大切です。

設定温度と室温を見直す確認項目

次の項目を確認すると、必要な対応を検討しやすくなります。安全に確認できない項目や資料がない項目は、不明のままご相談いただけます。

項目 確認する内容
実測 利用する場所と時間ごとの室温
配置 窓・熱源・間仕切り・座席
設定 利用者が変更できる風向・風量
方針 施設の運用条件と利用者の状況

暑い・寒いと感じる場所を記録してください

場所と時間ごとの室温、風の当たり方、窓や間仕切りとの位置関係をお知らせください。設定を変えた後も、実際の室内環境を確認しながら調整します。

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