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飲食店の空調|厨房の熱・油汚れ・給排気を一緒に考える

飲食店では、客席の快適さと、厨房の熱・油汚れ・給排気を合わせて考えます。冷えにくさやにおいを、能力不足や汚れだけで判断しないことが大切です。

株式会社Alice代表取締役社長 太田祥平

監修者

太田 祥平

株式会社Alice 代表取締役社長

ダイキン工業のサービスエンジニアとして約13年間、空調機の修理業務に従事。機器の構造・制御・故障診断で培った経験を基盤に、修理から保守・設備更新まで対応。2023年に第4回ダイキン工業サービス技能全国大会で優勝、2024年にDAIKIN SERVICE OLYMPICS 2024で世界3位に入賞。

この記事で押さえるポイント

  • 調理機器の熱や蒸気、客席の人数、扉の開閉を整理します。
  • 油や煙がある環境では、フィルターや機器内部の汚れの状態を確認することが重要です。
  • 食材、調理器具、客席の什器を保護し、作業区画と清掃・復旧の範囲を共有します。

客席と厨房の負荷を分ける

調理機器の熱や蒸気、客席の人数、扉の開閉を整理します。厨房排気による外気流入や給気の状態も空調の効きに関係します。能力だけを上げる前に、給排気設備と空調の役割、風の届く範囲を確認しましょう。

汚れと不具合を区別する

油や煙がある環境では、フィルターや機器内部の汚れの状態を確認することが重要です。臭いや水漏れがある場合は、汚れだけでなく排水や部品の状態も点検します。客席用と厨房に近い機器で管理の条件が異なるため、一律の洗浄周期で決めないようにします。

食品・営業への影響を調整する

食材、調理器具、客席の什器を保護し、作業区画と清掃・復旧の範囲を共有します。営業終了後の作業でも、冷蔵設備や翌日の仕込みへの影響を確認してください。更新時は内装、配管、換気の工事範囲を分けて工程を調整します。

飲食店の空調で確認する項目

次の項目を確認すると、必要な対応を検討しやすくなります。安全に確認できない項目や資料がない項目は、不明のままご相談いただけます。

項目 確認する内容
区画 客席・厨房と調理機器の発熱
給排気 厨房排気と外気の入り方
汚れ 油・煙・臭い・排水の状態
営業 食品保護・仕込み・停止可能時間

仕込みと営業時間も踏まえてご相談ください

厨房と客席の配置、調理機器、換気設備、洗浄履歴をお知らせください。食材や調理器具の保護と、翌日の営業までに必要な復旧時間も確認します。

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